お盆休みも中盤です。皆さんEnjoyされてますか。
Symphonic・Gardenもお盆休み中のはずなのに…どうしてブログが書けちゃうの!?
って思ってる、そこのあなた!
ワタクシ、お休み中のブログはテレパシーで書いてます。(んなわけ、あるかいっ!)
本日のブログは、先日姪が渋々付き合ってくれて「コード・ブルー」観賞を果たし
今年の夏は終わった!!感満載の私です。(知っての通り姪は2度目の「コード・ブルー」・・・)
そして先週、私にとって良い意味で大きな課題となっていた現場が遂に完成を迎えました。
お引渡しは毎回感慨深いものがありますが、この度はより一層その感情が
強かったように思います。
Kさまとの出会いは春を迎えた4月の中頃。
新築でお家を建てられ、お引越しをされて間もない時でした。
既にお庭も出来上がっていて、お引越し後間もないという事で部分的な改修や追加
植栽の移設等、出来上がったばかりのお庭の新たなリフォームのご検討でした。
以前の工事で想いの叶わなかった部分が、住み始めて気になるという事例は
ご新築の場合あまり珍しくないものの…K様に至っては、K様の想いがほとんど
汲み取られていないような様子で、このお庭を見て悲しい事を思い出すのではなく
毎日庭に出るのが楽しみになる庭にしたい!と私自身も強く思ったのが始まり。
その日から約3ヶ月。
無事にお引渡しの日を迎える事ができました。
この度の工事は、主に玄関前の階段アプローチや坪庭そして既存樹木たちの移植でした。
部分的ではありますが、そのどれもが施主様にとっては重要な部分。
デザイン決めから素材決めまで、本当に沢山の労力を使ってご検討くださいました。
Before
階段の段差も踏む部分の奥行もバラバラで上り辛そうだった玄関前の階段。
After
30㎝角の落ち着いたグレーのタイルで新設。
スッキリと上りやすい整った入口となりました。
坪庭
リビングが丸見えだった掃き出し窓の前を、塗壁と既存の縦格子フェンスを組み合わせ
囲われた坪庭空間にシフト。
既存のイロハモミジを活かして、苔とシダなどで周囲をドレスアップ。
もちろん照明もスポットライトに付け替えてライトアップ。(韻踏んでるわけじゃないよ)
花壇
広い主庭部分には元々等間隔で植えられていた既存の樹木たちが
気兼ねなくスクスク育つことのできる場所を新たに造作しました。
施主様がこれからご自分たちでウッドデッキや人工芝を…という計画を事前にお伺いしたので
ウッドデッキの木色と人工芝の鮮やかな緑が映えるよう、花壇は柔らかな印象のベージュ系の
アンティークレンガを使用しましたよ。
最初の工事の時に、沢山の樹木や低木が使用されていたおかげで
私達が新たに加えた緑はシンボルツリーと僅かな下草や低木類だけ!
それでも、どこを見渡しても植物の緑が飛び込んでくるほど自然豊かな外構になりました。
こんなに植物に囲まれた庭は久しぶりだぁ・・・💛
既存の物を活かしたプランニングは、時に難しい部分もありますが
撤去や抜根を求められる機会の方が多い植物に至っては「残す」選択
大歓迎🏁 ですよ~。
だけど、種類の多い植物を管理するのはとっても大変。
なので、私はお引渡しの時には植物の特性やお手入れ方法を気軽に知って頂くために
植栽させていただいた高木や低木類の植物リストを作成しお客様にお渡ししています。
これを真面目にきっちりやろうとするとノイローゼになると思うので、あくまでも知識として
お読みいただいて、基本的には毎日の水やりと定期的な手入れを習慣づけてくだされば
あとは「子供を可愛がる」よーなイメージで構ってあげることでスクスク育つはずです。
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最初のヒアリングから始まり、それからのプレゼンや打合せ。
全てにおいて本当に真剣で注意深く、そして様々な角度からご質問や提案を投げかけて下さる
K様ご夫婦がとっても頼もしく、そして時間があっという間に過ぎる程有意義で楽しい時間を
沢山過ごさせていただきました。
工事が終わり無事に素敵な庭が完成し嬉しい反面、これまでの定期的な面会がなくなることは
毎度ながら寂しく思います…
打合せから工事中そして完成に至るまで、本当に細やかなご配慮と沢山のお気遣いを
頂き誠にありがとうございました。
今後とも末永くお付き合い頂きますよう、改めまして宜しくお願い申し上げます。
Symphonic Garden 営業 何気ない日々の暮らしにちょっとした楽しみと喜びを感じられる そんなお庭をお届けします。